﻿1
00:00:33,941 --> 00:00:43,951
♪♪～な。　おとなしく捕まれ。

10
00:01:17,985 --> 00:01:27,985
♪♪～

11
00:04:35,949 --> 00:04:39,953
（老）なぜ戻ってきた？　ネズミ。

12
00:04:39,953 --> 00:04:42,956
誰？
俺の名付け親だ。

13
00:04:42,956 --> 00:04:47,961
えっ。
話を聞きに来た。　ＮＯ．６の話だ。

14
00:04:47,961 --> 00:04:50,964
（老）言ったはずだ。
とらわれずに生きろと。

15
00:04:50,964 --> 00:04:54,968
まやかしだ。　ＮＯ．６がある限り
自由になど　なれない。

16
00:04:54,968 --> 00:04:57,971
（老）お前の言う自由とは？

17
00:04:57,971 --> 00:05:00,974
ＮＯ．６を葬ることだ。

18
00:05:00,974 --> 00:05:02,976
≪（失笑）

19
00:05:02,976 --> 00:05:06,980
≪「葬る」だって？
≪怪物を退治するんだって。

20
00:05:06,980 --> 00:05:10,984
≪（失笑）

21
00:05:10,984 --> 00:05:14,988
（老）あの街は魔物だ。
打ち勝つことなど　できない。

22
00:05:14,988 --> 00:05:17,991
なぜ言い切れる？
自分がつくった街だからか！

23
00:05:17,991 --> 00:05:20,994
それが魔物に育つところを
目にしたからか！

24
00:05:20,994 --> 00:05:23,994
ＮＯ．６をつくった！？

25
00:05:35,942 --> 00:05:37,944
それ　力河さんの…。

26
00:05:37,944 --> 00:05:42,949
この女は　ここにいる紫苑の母親。
名は　火藍という。

27
00:05:42,949 --> 00:05:45,952
（老）火藍…。
そう。

28
00:05:45,952 --> 00:05:49,956
そして　真ん中にいるのが
他ならぬ　あんただ。

29
00:05:49,956 --> 00:05:52,959
ど…　どういうことだ　ネズミ！

30
00:05:52,959 --> 00:05:54,961
どうして
母さんと　この人が一緒に！？

31
00:05:54,961 --> 00:05:57,961
知るもんか。　だから聞いている。

32
00:06:08,975 --> 00:06:14,975
≪（足音）

33
00:06:20,987 --> 00:06:23,924
（老）紫苑といったか。　こちらへ。

34
00:06:23,924 --> 00:06:26,927
いいのか？
かみつかれるかもしれないぜ。

35
00:06:26,927 --> 00:06:31,932
こう見えて　意外と凶暴なんだ。
お前の連れてきた少年だ。

36
00:06:31,932 --> 00:06:36,937
清廉なだけではあるまいし
邪悪なだけでもなかろう。

37
00:06:36,937 --> 00:06:39,937
体の傷を見せておくれ。

38
00:06:54,955 --> 00:06:58,959
（老）やはり　寄生蜂か。

39
00:06:58,959 --> 00:07:01,959
知ってるんですか！？
寄生蜂について。

40
00:07:03,964 --> 00:07:08,969
聞かせてもらおう　紫苑。
お前の身に起きたことを→

41
00:07:08,969 --> 00:07:10,969
最初から全て。

42
00:07:12,973 --> 00:07:14,975
（火藍）「疫病」？

43
00:07:14,975 --> 00:07:16,977
（楊眠）断定はできない。→

44
00:07:16,977 --> 00:07:20,981
だが　原因不明の病死が
相次いでいるのは事実だ。→

45
00:07:20,981 --> 00:07:22,999
こないだも言ったろう。→

46
00:07:22,999 --> 00:07:26,920
僕のネットワーク仲間の情報は
正確だって。

47
00:07:26,920 --> 00:07:32,926
（楊眠）それに　目撃した人々全てが当局によって連行されている。

48
00:07:32,926 --> 00:07:36,926
もちろん　それきり帰ってこない。
煙のように…。

49
00:07:38,932 --> 00:07:42,936
（楊眠）
火藍。　ＮＯ．６は全てを奪う。

50
00:07:42,936 --> 00:07:48,936
自分に都合の悪いものは全て…。
君から　紫苑を奪ったようにね。

51
00:07:57,951 --> 00:08:04,958
（沙布）《どこ…？
私は　どこにいるの？》→

52
00:08:04,958 --> 00:08:09,963
《あなたたちは…　誰？》

53
00:08:09,963 --> 00:08:12,966
（研究者）見てくれ。
シンクロ率が　どんどん上がってる。

54
00:08:12,966 --> 00:08:15,969
（研究者）当然だ。　このために
どれだけのエリートを→

55
00:08:15,969 --> 00:08:17,971
犠牲にしてきたと思ってる。

56
00:08:17,971 --> 00:08:20,974
（研究者）上層部で
問題に挙がってるらしいな。

57
00:08:20,974 --> 00:08:24,911
（研究者）気にする必要はない。
彼女を覚醒させれば黙るさ。

58
00:08:24,911 --> 00:08:27,914
（沙布）《私？》
（研究者）このサンプルを使って…。

59
00:08:27,914 --> 00:08:34,921
（沙布）《私はサンプル？
彼女って誰？》→

60
00:08:34,921 --> 00:08:37,924
《怖い…　怖いわ》→

61
00:08:37,924 --> 00:08:41,928
《紫苑…　紫苑…　紫苑！》

62
00:08:41,928 --> 00:08:45,932
何？
（沙布）ねえ　覚えてる？　紫苑。→

63
00:08:45,932 --> 00:08:48,935
４年前の誕生日に
淡紫色のセーターをあげたの。

64
00:08:48,935 --> 00:08:52,939
覚えてるよ。
沙布のおばあさまが編んでくれた。

65
00:08:52,939 --> 00:08:58,945
まだ持ってる？
ああ…。　その　あげちゃった。

66
00:08:58,945 --> 00:09:00,947
えっ…。→

67
00:09:00,947 --> 00:09:04,951
あげたって　誰に？
言えない。

68
00:09:04,951 --> 00:09:07,951
（沙布）どうして？
どうしても。

69
00:09:09,956 --> 00:09:13,960
ネズミ？
あっ　ほら！

70
00:09:13,960 --> 00:09:18,965
聞こえる…。
「聞こえる」って何が？

71
00:09:18,965 --> 00:09:24,904
歌だよ。
ほら　耳を澄ませてごらん。

72
00:09:24,904 --> 00:09:30,910
（女性）《♪♪「大地よ　雨風よ」→

73
00:09:30,910 --> 00:09:38,918
♪♪「天よ　光よ」》
（沙布）何…。　何？　この歌。

74
00:09:38,918 --> 00:09:43,923
（女性）
《♪♪「ここに　全てをとどめて」》

75
00:09:43,923 --> 00:09:46,926
やめて…。　やめて！→

76
00:09:46,926 --> 00:09:50,930
やめてぇぇぇ！！

77
00:09:50,930 --> 00:09:54,934
やめ…　ろ！

78
00:09:54,934 --> 00:09:56,936
やめてくれ！

79
00:09:56,936 --> 00:09:58,938
しっかりしろ　ネズミ！

80
00:09:58,938 --> 00:10:01,938
水を…。　水を下さい！

81
00:10:06,946 --> 00:10:10,950
また　歌が聞こえた…。
「歌」？

82
00:10:10,950 --> 00:10:15,955
（老）どんな歌だ！
どんなって…。

83
00:10:15,955 --> 00:10:18,955
その歌を歌えるか？

84
00:10:28,902 --> 00:10:40,914
♪♪「風は魂をさらい
人は心を奪う」

85
00:10:40,914 --> 00:10:45,919
♪♪「大地よ　雨風よ」

86
00:10:45,919 --> 00:10:52,926
♪♪「天よ　光よ」

87
00:10:52,926 --> 00:10:58,932
♪♪「ここに　全てをとどめて」

88
00:10:58,932 --> 00:11:04,938
♪♪「ここに　全てをとどめ」

89
00:11:04,938 --> 00:11:13,947
♪♪「ここで生きて」

90
00:11:13,947 --> 00:11:25,892
♪♪「魂よ　心よ　愛よ　思いよ」

91
00:11:25,892 --> 00:11:37,892
♪♪「ここに帰り
ここに　とどまって」

92
00:11:39,906 --> 00:11:42,906
あっ…。　大丈夫か　ネズミ！

93
00:11:45,912 --> 00:11:50,912
まだ　歌える者が
残っていたとは…。

94
00:11:52,919 --> 00:11:56,923
（老）ネズミ。　お前が
紫苑と共に帰ってきたのも→

95
00:11:56,923 --> 00:12:00,927
運命だったのかもしれん。

96
00:12:00,927 --> 00:12:03,930
教えてください　真実を。

97
00:12:03,930 --> 00:12:07,934
お話ししたとおり
僕は　沙布を助けたい。

98
00:12:07,934 --> 00:12:10,937
ネズミが
こんなふうになったのは二度目だ。

99
00:12:10,937 --> 00:12:15,942
あなたは母の知り合いで
ＮＯ．６の創設に関係し→

100
00:12:15,942 --> 00:12:18,945
寄生蜂のことも知っている。

101
00:12:18,945 --> 00:12:20,947
そして　歌のことも。

102
00:12:20,947 --> 00:12:25,885
あなたは何者で
どこまで知っているんですか。

103
00:12:25,885 --> 00:12:28,885
今度は　あなたが話す番だ！

104
00:12:31,891 --> 00:12:35,895
（老）真実を知ること
友人を助けること。→

105
00:12:35,895 --> 00:12:40,900
２つは結び付くと思うか？
分かりません。

106
00:12:40,900 --> 00:12:44,904
ただ　僕は　ずっと
真実を見ようとしてこなかった。

107
00:12:44,904 --> 00:12:47,907
遠ざけられていたとか
隠されていたとか→

108
00:12:47,907 --> 00:12:49,909
そんなのは言い訳にならない。

109
00:12:49,909 --> 00:12:55,915
だから…。　だから　知りたい。
この世界の本当の姿を。

110
00:12:55,915 --> 00:12:59,919
悔いることになるやもしれんぞ。

111
00:12:59,919 --> 00:13:01,919
覚悟しています。

112
00:13:05,925 --> 00:13:07,927
エリウリアス。

113
00:13:07,927 --> 00:13:10,930
「エリウリアス」？

114
00:13:10,930 --> 00:13:14,930
それが彼女の名前だ。

115
00:14:48,928 --> 00:14:51,931
（力河）ない…。　ない…。
どこ行ったんだ　チクショー！

116
00:14:51,931 --> 00:14:53,933
（イヌカシ）何　捜してんの？

117
00:14:53,933 --> 00:14:56,936
（力河）イヌカシ　何しに来た？

118
00:14:56,936 --> 00:14:58,938
（イヌカシ）ちょっと　情報が欲しい。

119
00:14:58,938 --> 00:15:02,942
笑わせるな。　俺の情報が
お前に買えるほど安いわけ…。

120
00:15:02,942 --> 00:15:06,946
（イヌカシ）紫苑に関係あるんだけど。
（力河）何！？

121
00:15:06,946 --> 00:15:09,949
紫苑が　どうした！　何があった！？

122
00:15:09,949 --> 00:15:13,953
物々交換といこうじゃないか。

123
00:15:13,953 --> 00:15:17,957
（老）私は　ＮＯ．６の基盤を成す→

124
00:15:17,957 --> 00:15:20,960
再生プロジェクトの
主要メンバーだった。→

125
00:15:20,960 --> 00:15:25,965
度重なる戦禍。
残された６つの土地。→

126
00:15:25,965 --> 00:15:31,971
そこから　いさかいも　貧困もない
理想都市を築こうとした。→

127
00:15:31,971 --> 00:15:37,971
私は…。　いや　誰もが
情熱に燃えていた。

128
00:15:39,979 --> 00:15:42,982
（楊眠）
だが　うまくいかなかった。→

129
00:15:42,982 --> 00:15:45,985
一握りのエリートたちによって
掲げられた理想は→

130
00:15:45,985 --> 00:15:48,921
たちまち　権力へと変貌し→

131
00:15:48,921 --> 00:15:51,924
盾突く者　異を唱える者→

132
00:15:51,924 --> 00:15:54,927
疑問を持っただけの者さえ
徹底して排除した。→

133
00:15:54,927 --> 00:15:59,932
それがＮＯ．６の　今に至る本質さ。

134
00:15:59,932 --> 00:16:03,936
紫苑と　沙布という少女も…。
火藍？→

135
00:16:03,936 --> 00:16:06,936
どうかした？

136
00:16:08,941 --> 00:16:10,943
（老）瞬く間だった。→

137
00:16:10,943 --> 00:16:14,947
恐ろしい速度で
あの都市は育っていった。→

138
00:16:14,947 --> 00:16:18,951
堅牢な　よろいをまとった
怪物へと。→

139
00:16:18,951 --> 00:16:21,954
私は　そのことにも気付かず→

140
00:16:21,954 --> 00:16:26,959
周辺の環境調査に没頭していた。

141
00:16:26,959 --> 00:16:31,964
そして出会ったのだ
エリウリアスに。

142
00:16:31,964 --> 00:16:35,968
誰なんですか？
そのエリウリアスというのは。

143
00:16:35,968 --> 00:16:38,971
（老）偉大なる王…。　支配者。→

144
00:16:38,971 --> 00:16:42,971
人間が及びもつかない
絶対的な力。

145
00:16:44,977 --> 00:16:50,917
初めて　彼女と出会ったとき
私も　そんな顔をしていたよ。

146
00:16:50,917 --> 00:16:53,920
私は　彼女に夢中になった。→

147
00:16:53,920 --> 00:16:56,923
そして　研究に埋没し→

148
00:16:56,923 --> 00:16:59,926
膨大なリポートを
上層部に提出した。→

149
00:16:59,926 --> 00:17:04,931
だが　その結果　殺されかかった。→

150
00:17:04,931 --> 00:17:09,936
そのころには　ＮＯ．６は
邪魔者を排除することに→

151
00:17:09,936 --> 00:17:12,939
何の　ためらいも
なくなっていた。→

152
00:17:12,939 --> 00:17:14,941
私は逃げるしかなかった。→

153
00:17:14,941 --> 00:17:19,946
居住可能地域外とされる
この渓谷へ。

154
00:17:19,946 --> 00:17:22,949
じゃあ…。
（老）そうだ。→

155
00:17:22,949 --> 00:17:27,954
ここにいるのは　皆
ＮＯ．６を追われた者たちだ。

156
00:17:27,954 --> 00:17:32,959
だが　やつらの欲望は
とどまるところを知らなかった。

157
00:17:32,959 --> 00:17:36,963
エリウリアスと遭遇した
かの地には→

158
00:17:36,963 --> 00:17:39,966
森の民と呼ばれる人がいた。

159
00:17:39,966 --> 00:17:42,969
自然をあがめ
調和して生きる人々だ。

160
00:17:42,969 --> 00:17:48,908
彼らが　敬い　たたえていたのが
エリウリアスだった。→

161
00:17:48,908 --> 00:17:53,913
だが　ＮＯ．６は　彼女を…
その力を手に入れるため→

162
00:17:53,913 --> 00:17:55,915
かの地に攻め込み…。

163
00:17:55,915 --> 00:17:58,918
（放射音）

164
00:17:58,918 --> 00:18:00,920
（老）人々を焼き払った。

165
00:18:00,920 --> 00:18:03,923
≪（悲鳴）

166
00:18:03,923 --> 00:18:06,926
《ハァ…　ハァ…　ハァ…　ハァ…
うっ！》

167
00:18:06,926 --> 00:18:12,926
（老）そう。
ネズミを　その親を　家族らを！

168
00:18:16,936 --> 00:18:22,936
（老）ネズミは　森の民の
ただ１人の生き残りだ。

169
00:18:28,948 --> 00:18:30,950
ネズミ…。

170
00:18:30,950 --> 00:18:33,953
１つ聞きたいことがある。

171
00:18:33,953 --> 00:18:35,955
俺は　エリウリアスを知らない。

172
00:18:35,955 --> 00:18:39,959
その姿を見たことも
声を聞いたことも…。

173
00:18:39,959 --> 00:18:42,962
（老）お前は　歌を聞いた。→

174
00:18:42,962 --> 00:18:45,965
お前は　エリウリアスに
いざなわれている。

175
00:18:45,965 --> 00:18:48,901
その先が　どこかは分からない。

176
00:18:48,901 --> 00:18:53,906
だが　ＮＯ．６に
復讐を果たそうというのなら→

177
00:18:53,906 --> 00:18:56,909
そのときは　お前も虐殺者となる。

178
00:18:56,909 --> 00:19:01,914
自分が憎む相手と同じになる。

179
00:19:01,914 --> 00:19:03,914
くっ…！

180
00:19:05,918 --> 00:19:08,918
（老）紫苑　こちらへ。

181
00:19:12,925 --> 00:19:16,929
（老）ここに
私の研究の全てが収めてある。

182
00:19:16,929 --> 00:19:22,935
寄生蜂のこと　エリウリアスのこと森の民のこと。

183
00:19:22,935 --> 00:19:25,938
何もかもだ。→

184
00:19:25,938 --> 00:19:30,943
お前の友人を救出した後
解読してみてくれ。

185
00:19:30,943 --> 00:19:33,943
僕がですか？　どうして…。

186
00:19:38,951 --> 00:19:41,954
私は　ＮＯ．６で最初の→

187
00:19:41,954 --> 00:19:46,954
蜂の宿主であり
生き延びた者なのだよ。

188
00:19:49,895 --> 00:19:52,898
（楊眠）これがＮＯ．６の正体だ。→

189
00:19:52,898 --> 00:19:55,901
信じられない？
（火藍）いえ。→

190
00:19:55,901 --> 00:19:59,905
ただ　何て言ったらいいか…。

191
00:19:59,905 --> 00:20:02,908
実はね　僕も→

192
00:20:02,908 --> 00:20:07,913
大切なものを奪われたんだ。
ＮＯ．６にね。

193
00:20:07,913 --> 00:20:09,913
（起動音）

194
00:20:11,917 --> 00:20:13,919
妻と息子だ。→

195
00:20:13,919 --> 00:20:16,922
学校の教師だった。→

196
00:20:16,922 --> 00:20:20,926
紫苑と同じように
ある日　突然　いなくなった。→

197
00:20:20,926 --> 00:20:24,930
違うのは　行方不明者として
処理されたことくらいかな。

198
00:20:24,930 --> 00:20:28,934
（火藍）何てこと…。

199
00:20:28,934 --> 00:20:31,937
だから　火藍　僕には分かる。

200
00:20:31,937 --> 00:20:36,942
君の気持ちが
痛いほど　よく分かるんだ。

201
00:20:36,942 --> 00:20:39,945
（火藍）違うわ　楊眠。
こんなこと間違ってる。

202
00:20:39,945 --> 00:20:42,948
失ったものを　他の何かで→

203
00:20:42,948 --> 00:20:47,887
埋め合わせることなんて
できないのよ。　だから…。

204
00:20:47,887 --> 00:20:50,890
仲間になれ。
（火藍）えっ？

205
00:20:50,890 --> 00:20:52,892
（楊眠）僕の仲間に。→

206
00:20:52,892 --> 00:20:58,898
みんな　大切な家族を　恋人を
友人を奪われた者たちばかりだ。→

207
00:20:58,898 --> 00:21:03,898
この見せ掛けの理想都市に…。
虚飾と欺瞞に満ちた魔窟にね。

208
00:21:06,906 --> 00:21:08,906
考えておいてくれ。

209
00:21:25,925 --> 00:21:28,928
ネズミ…。
俺が　ＮＯ．６をなぜ憎むのか。

210
00:21:28,928 --> 00:21:30,930
えっ？

211
00:21:30,930 --> 00:21:34,934
あんたの目覚めを　少しばかり
良くしてやっただけだよ。

212
00:21:34,934 --> 00:21:40,940
まっ　もうちょっと　ましな情報が
手に入るかと思ったけど仕方ない。

213
00:21:40,940 --> 00:21:43,940
飯でも食ってから
ゆっくり考えようぜ。

214
00:21:55,888 --> 00:21:59,892
（イヌカシ）おやおや。　ずいぶんと　またゆっくりな　お戻りで。

215
00:21:59,892 --> 00:22:02,895
イヌカシ！　力河さん！

216
00:22:02,895 --> 00:22:05,898
紫苑　水くさいぞ！

217
00:22:05,898 --> 00:22:09,902
１人で　ＮＯ．６に戻るなんて
無茶にも　程があるだろうが！

218
00:22:09,902 --> 00:22:13,906
えっ？　でも…。
火藍に会いに行くなら　行くと→

219
00:22:13,906 --> 00:22:16,909
どうして　俺に　一言
言ってくれなかったんだ！

220
00:22:16,909 --> 00:22:18,911
（イヌカシ）ああ。　あれ　嘘。
（力河）えっ？

221
00:22:18,911 --> 00:22:21,914
（イヌカシ）ああ言えば　おっさん
すぐ　食い付くと思ってさ。

222
00:22:21,914 --> 00:22:24,917
何ぃ！？
これ　返しとくよ。

223
00:22:24,917 --> 00:22:26,919
あー！

224
00:22:26,919 --> 00:22:29,922
おっさんに手伝ってもらえと
言った覚えはないぞ。

225
00:22:29,922 --> 00:22:31,924
かえって　お荷物だ。

226
00:22:31,924 --> 00:22:34,927
矯正施設ってのが
俺１人じゃ担ぎきれないほどの→

227
00:22:34,927 --> 00:22:37,930
大荷物なんだよ。

228
00:22:37,930 --> 00:22:39,932
フゥ～。　まっ　いいか。

229
00:22:39,932 --> 00:22:43,936
よくない！
説明しろ。　どういうことだ？

230
00:22:43,936 --> 00:22:46,956
お前ら　いったい…。
イヌカシから聞いたんだろ。

231
00:22:46,956 --> 00:22:49,875
俺と紫苑は　矯正施設に潜り込む。

232
00:22:49,875 --> 00:22:52,878
あんたは　イヌカシと
事前に情報を集め→

233
00:22:52,878 --> 00:22:57,883
その手ほどきをする。　それだけだ。お前も一緒に？

234
00:22:57,883 --> 00:23:01,887
気は確かか！？　相手はＮＯ．６だぞ。

235
00:23:01,887 --> 00:23:04,890
まして　その矯正施設だなんて！

236
00:23:04,890 --> 00:23:09,895
あそこは　都市の根幹に関わる
何かを担う特別な機関なんだ。

237
00:23:09,895 --> 00:23:14,900
矯正施設を破壊すれば
ＮＯ．６そのものに亀裂が入る。

238
00:23:14,900 --> 00:23:18,904
かつて　記者魂に火を付けて
体当たりした　あんたを→

239
00:23:18,904 --> 00:23:21,907
あっさり突き落とした
ＮＯ．６にな。

240
00:23:21,907 --> 00:23:24,910
何だ！　その嫌みな物言いは。

241
00:23:24,910 --> 00:23:29,915
そんな挑発に　この俺が…。
（イヌカシ）だったら　帰っていいよ。

242
00:23:29,915 --> 00:23:33,919
せいぜい　昔の写真を眺めて
青春の思い出に浸ってな。

243
00:23:33,919 --> 00:23:37,923
（力河）イヌカシ！
てめえは　いいのかよ。

244
00:23:37,923 --> 00:23:41,923
俺は　もう決めたんだ。
あんたは　どっちだ？

245
00:23:50,870 --> 00:23:52,872
うぅ…！→

246
00:23:52,872 --> 00:23:55,872
チクショー！　どうにでもなれ！

247
00:23:59,879 --> 00:24:07,887
♪♪～

248
00:24:07,887 --> 00:24:09,889
ありがとう。

249
00:24:09,889 --> 00:24:21,901
♪♪～

250
00:24:21,901 --> 00:24:23,903
≪（メカネズミの鳴き声）

251
00:24:23,903 --> 00:24:27,907
まあ！　ネズミさん。
また来てくれたのね。

252
00:24:27,907 --> 00:24:29,907
ありがと。

253
00:24:36,916 --> 00:24:39,919
（火藍）何てこと…。

254
00:24:39,919 --> 00:24:43,923
「母さん　ありがとう。
いつまでも愛してる」

255
00:24:43,923 --> 00:24:47,927
私　何てこと…。

256
00:24:47,927 --> 00:24:51,931
駄目…。　駄目よ　紫苑！

257
00:24:51,931 --> 00:24:54,931
紫苑っ！！

258
00:24:56,936 --> 00:25:06,936
♪♪～


